Oshirase 2019.08.30

【#著書紹介 今こそ読みたい『Play Life, Play Sports』】

2020年東京オリンピックが1年後に迫る一方、一足先にラグビーワールドカップの日本開催を目前に控え、日本中がにわかにスポーツの話題で盛り上がっています。
こんな今こそ、みなさんに是非読んでいただきたいのが、『スポーツが教えてくれる人生という試合の歩み方 ~Play Life Play Sports』。

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『スポーツは文化であるということは、私流のいい方をすれば、スポーツとは「元気・感動・仲間・成長」を感じ、そのことによって心を豊かにし、クオリティ・オブ・ライフを高めていく人間の営みだということです。したがって、スポーツは日本での体育のように「する」に押し込まれてしまうのではなく、「観る」「支える」「読む」「聴く」「話す」など、さまざまに幅広くあってもよく、そこに「元気・感動・仲間・成長」が存在していれば、それらはすべて文化としてのスポーツなのです。』(本文より)
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スポーツというのは人生と社会の縮図です。つい勝敗ばかりに意識がいってしまいがちですが、その本質は勝敗ではなくその向こうにあるもの。人としての豊さをもたらしてくれる文化的価値と言えます。

日本では「スポーツ=体育」という考えが根強く存在します。「できるようにする」ことを重視し、成績で相対的に評価される従来の学校体育から、スポーツ嫌いになったという人も少なくないと思います。とても残念に思えてなりません。本来学校体育の役割は、スポーツのある生活がいかに素晴らしいかを子どもの心身の記憶に刻むことではないでしょうか。実際ヨーロッパの小学校では、スポーツの時間は外に出て自由に体を動かして楽しみ、「全員逆上がりをできるように」なんていうことはありません。

2020年東京オリンピックのチケットも発売され、なにかとオリンピックの話題でにぎわうようになってきましたが、目立つのはインフラやお金、組織、そしてメダルについての話ばかり。肝心のスポーツに対する考えについて議論されることはほとんどない印象です。今こそ、スポーツのあり方についての意識革命をおこす時ではないでしょうか。

心技体を鍛えて人格を磨く日本古来の武道の精神は「文化」と考えられますが、それとスポーツが切り離されて考えられがちなのはなぜでしょう。本書では欧米におけるスポーツのあり方の例を挙げながら、日本人みながスポーツの文化的価値を考えるきっかけを提示しています。

本書を通してすべての人が「スポーツっていいよね」「スポーツってそうだったのか!」と気づき、Dr.辻の理念「スポーツは文化だ」が日本の皆が当たり前と考えるような社会になることを願います。

知識を得て意識が変われば、見え方が変わり行動も変わります。競技者や指導者のみならず、マスコミやスポーツビジネスに関わる方、そして人生を豊かにしたい全ての人に読んでいただきたい作品です。

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(エミネクロス・スタッフ)