スタンフォード大 最先端のマインドフルネス授業 「マインドフルネスからハートフルネスへ」
マインドフルネスの大家であるスティーブン重松教授にご登壇いただき、日々「忙しく」、=Loosing the connection to your heart(心を亡くしている)過ごしている私たちに、スローダウンして自分自身を見つめ直す、スタンフォード大学で実際に行われている授業を体験させていただきました。
<マインドフルネス>
個人のウェルビーイング(より良いあり方)のためのもの。
<ハートフルネス>
私たちの求める繋がりまでさらに深化されたもの。
マインドフルネスとは意識(=マインドセット)のことで、瞑想は意識に入るための一つの手段という位置付け。
そして、私たちが大事にする人と人との壁を越えて繋がりを築く、そこにあるのはハートフルネス、という概念がとても印象的でした。
単独の授業からドクター辻との対談を通して一貫して投げかけられた問いは、私たちが‘Who are you?’、つまり自分はいったい何者であるか、人生の目的は何かを忘れていないか。そして、そうした自己対峙をしていく中でのキーワードを2つご紹介いただきました。
①Vulnerability(弱さ):人間は皆不完全であり、完璧でなくていい。
②Acceptance(許容) :あるがままの自分を受け入れたら、そこから何か変わることが出てくる。
グループやペアワークの中で弱さを含めたあるがままの自分を受け入れることから生まれる気づきや学びについて非常に示唆に富む講義でした。自らの意識への働きかけから人と人との繋がりへ。
マインドフルネスから更にハートフルネスへと深化させていくことが、認知に偏重したAI時代を強くしなやかに生き抜くために求められているのだと思います。
スティーブン重松教授、そしてご参加いただいた皆さまと素晴らしい場を一緒につくることが出来ましたこと、心から感謝申し上げます。
忙しい日常生活をときにスローダウンして、自分自身を見つめ直し心豊かな人生を送られますように!
[スタッフレポート]